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米子にて#31 [B級グルメ]

>ラーメン日の丸@米子市旗ヶ崎
営業開始から46年を経た地元の老舗中の老舗。安来産の醤油を使ったメニューが定番の店なれど、今回はちょっとだけ変化球に挑戦。

 
 塩ラーメン(650円)


>喜多屋@米子市安部
割と新しいメニューにチャレンジされる若い主人が営む、2年前に開業した比較的新しい店。今回は初めての汁なし系を頂く。

 
 鶏つけめん(650円)


>小だに@米子市両三柳
JR境港線沿いに佇む、知る人ぞ知る隠れ家的な名店。気さくな地域密着型の接客も心地よい。蕎麦の種類も多いが、今回は標準的な蕎麦の定食メニューを。

 
 今日の小丼定食(800円)


>三鈷峰@米子市皆生温泉
東京で修行してUターンした若い店主が昨年開店した、皆生温泉の根元に位置する店。名和町のがいな鶏をメインにじっくり煮込んだ、本格的白湯系スープのラーメンが頂ける唯一の店。

今回はつけ麺を頂いたが、前回よりも海系(節系)の主張を強く感じた。いずれにせよ間違いなく実力店。

 
 つけめん(700円)


>レストラン アザレアコート@米子市両三柳
この店の品は値段に比べ圧倒的にパフォーマンスが高いのは知っていたが、今回久しぶりに頂いて改めてその感を深めた。特にスモークドステーキの旨味と柔らかさがときたらそりゃぁもう。写真の品に更にデザートと飲み物が付く。

 
 白ネギとキノコのステーキカレー(1200円)


>笑福@米子市陰田町
山陰で(ひょっとしたら中国地方で)唯一の二郎インスパイア系のラーメン店。今回もお客さんでいっぱい。米子で最も集客力のあるラーメン屋さんだと思える。

 
 ラーメン野菜増し(650円)


>ガリバー@簸川郡斐川町
宍道湖の大和シジミを扱う地元企業が直営で営むイタリアンレストラン。大粒の蜆がたっぷりで、その旨味をじっくり堪能出来た。

 
 野菜ときのこの宍道湖パスタ(1200円)


>カレーショップキング米子店@米子市万能町
神戸生まれのカレー料理専門店の2号店がこちら。なんどもお邪魔してるが、そのヘルシーで癖の少ないスパイシーさにリピート癖がつく。

 
 牡蠣カレー(980円)


>海援丸米子店@米子市明治町
最後にもう一度、蜆で今回は〆。

 
 しじみの酒蒸し


#ご馳走様でした!

町田B級グルメ#30 [B級グルメ]

本日を持ってPLAYLOGへの寄稿終了。

この5年1ヶ月の間で最大最悪にして未曾有の大事件・大災害が現在進行中であるのは、筆を置くに当たり正に皮肉な事態としか言いようもない。

がしかし、過去の黒船来航や敗戦といった大きな試練を新たな進化のきっかけとして発展してきたのと同様、日本人は今回の震災を糧として経済・安全・秩序・流通・福祉その他社会全体の新たな礎(いしずえ)を構築し始めるのだと信じたい。

被災地の皆様に笑顔が戻るのを心からお祈りします。

またこのPLAY LOGの場でも皆様には大変お世話になりました。改めてここでお礼を述べさせて頂きます。

 「多謝大家。」



というわけで、中途半端に放置したままで終結してない私のいくつかのシリーズ記事は棚に上げといて、通算549番目の最後の記事はこの連載で仕上げと致したく。



「''六角堂''町田店」@町田市原町田。2度目の訪問。

 
 白とんこつらーめん+たまねぎ(700円+50円)

ディフォルトのとんこつらーめんに対して麺が中太ストレート麺で背油がたっぷりと表面を覆う。つるつるの中加水麺はそれなりの歯ごたえもこれはこれでこのスープにありかなと感じる。

コクはあるが臭みのないとんこつスープと玉葱の取り合わせが個人的にはとてもいい感じ。

評価:
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#ひさびさの正統派豚骨系、ご馳走様でした。





「麺処''まさご''」@町田市原町田。2度目の訪問で今回は、前回と同じ東京系のつけめんを。

 
 東京つけめん(650円)

醤油ベースのさっぱりスープにつけめんとしてはかなり細い中加水ストレート麺を浸して頂く。こういうあっさり端麗つけめんがとてもありがたい時もある。インパクトの無さがいいと感じる時もあるのであるのである。

評価:
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#普段私が評価しない、ほうれん草のトッピングが美味しかった。





「''山頭火''渋谷店」@渋谷区渋谷。旭川発でいまや全国展開のフランチャイズと化した有名店を訪問。

渋谷店は1階、2階両方に厨房があるという変わった構造。券売機でチケットを求めた後、階段に並ぶ。7人待ちだったが回転は速く待たされ感なく席に座る事が出来た。

直ぐに白胡麻をまぶした小ぶりのお握りが卓上に置かれる。ラーメン後にスープで食しようと考えここでは手を付けずにメインディッシュの到着を待つ。程なく登場。

 
 しおらーめん(850円)

甘塩ラーメンといわれるジャンルがあるとすれば、そのど真ん中に位置するラーメンだと思われる。というか、好き嫌い的には私にはあまりに甘すぎる。

評価:
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#でも流行ってるみたいだからいいと思う。





「''らーめんの駅''」@新横浜ラーメン博物館。45年前(1964年)札幌の地に創業し、そして数々のエピソードを作った超有名店の純連(すみれ)。その店主村中明子氏の店の暖簾を初めて潜る。

 
 味噌ラーメン(900円)

大量の香味油っていうかがっつりラード、の浮いた生姜と大蒜の香る濃厚味噌スープに、いかにも的な歯ごたえのある中太縮れ多加水麺。がっつり系の組み合わせには違いない味噌ラーメンだが、しかし下世話さに溢(あふ)れているわけではなくきっちりと纏(まと)まっているのは不思議。

「すみれ」「純連(じゅんれん)」「駅」の文字の書かれた丼に歴史の重みを感じながら、しみじみとしかしつがつがつと頂く。

評価:
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#かつて高倉健さんが何度も通ったのも有名な話。





「辛麺''真空''」@町田市原町田。期間限定メニューを発見。

 
 辛源<しんげん>(850円)

辛い麺、というコンセプトは解りやすく、かつ応用範囲が広い。今回のそれは麻婆豆腐の麺方向への展開なんだが、唐辛子だけでは無く花椒の(最近流行りの)痺れる系の辛味を目一杯前面に出したこの刺激感は半端ではない。

赤唐辛子の辛さにしか慣れてない人はめげる位の刺激を放つ。スパイシーとかいう形容詞が空しい程に。

きしめんの如き平打ちツルツル麺がその刺激を受け止める。もう少し、汁ッぽくてもいいかも知れない。

評価:
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#辛さに妥協しない品は美しく、そして男らしい。





「ラーメンと夢 ''はじまるby''」@町田市森野。3度目の訪問でこの店のキラーコンテンツでない品(しな)を頂く。

 
 鶏豚<とりとん>ラーメン(700円)

鶏と豚の動物系スープだが、他のメニューとは異なり鶏の味が前に出ているのが特徴的。写真手前に浮かぶ鶏(ちー)油がそれを更に強調する。ちなみに写真後方に浮かぶのは香りを抑え気味にした麻(まー)油。そのアクセントを楽しむ演出と思われる。

叉焼も鶏と豚の2組で夫々味付けが異なり、鶏叉焼は素材の味わいを生かした薄めのテイストになっており個人的に好み。

評価:
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#九条葱(多分)と木耳もいい役割をこなしている。





「麺創 ''喝采''」@町田市金森。清湯系のラーメンをカジュアルに頂きたくて訪問。

 
 塩ラーメン(650円)

確かに端麗で下心も懐刀も無く、今回の私の要求を充分満たしてくれる仕上がりなんだが、それだけではやはり何のインパクトも残らない。と思うのは私のわがままか。

評価:
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#ある意味、とても勉強になった。





「''ありんくりんど~''」@町田市原町田。昨年2010年末まで「とららん」さんが営業していた場所にこの3月14日にオープンした沖縄そばがメインのダイニング。店名は「あれもこれもやで~」みたいな意味らしい。

カウンターは無く全てがテーブルで24時間営業という、ちょっとこの辺では画期的な店。しかし入り口に券売機があったのは、多分昼時の訪問だったからだろう。

 
 ソーキそば(750円)

軟骨がゼラチン化したソーキが大振りで味もよくしみ込んでおり旨い。麺は平打ち多加水つるつるのまさに沖縄そば。ちょっとスープはしょっぱめだが、夜にお酒を呑んだ後となるとこの位がいいのかも知れない。

一つ気付いたのは、丼が「とららん」さんのそれをそのまま流用した切立(きりたち)タイプのシャープな器だったので、麺の短い沖縄そばを頂くにはちょっと食べにくい。と感じた事。

評価:
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#中途から島とうがらしをかけて頂いた。





「らーめん''でくの坊''」@町田市森野。

この店の塩の味とチャーシューを食べたくなって久しぶりに訪問。

 
 塩ちゃーしゅーめん(750円)

ぴんぼけの写真で申し訳ないが、魚介昆布と鶏がベースの優しいスープ。チャーシューは箸で持つとバラけるトロトロタイプだが、思ったより塩の味がキツい。この店はやっぱ醤油系が看板娘か。

トッピングはたっぷりめでお得感あり。

評価:
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#主人と女将さんの接客は大変良いです。





「町田汁場しおらーめん''進化''」@町田市森野。駅からてくてく歩いて訪問すると、主人と奥様の二人で厨房に立っている。

今回は以前より気になっていたメニューを券売機で選択。

 
 ゆずの辛塩麺(850円)

美しいラーメンという形容詞はこの作品も同じ。スープの味わいはある意味では非常にシンプルで、塩のスープに柚子胡椒を加えて辛味を若干強調した味わい。その割にはスープが濁っていないのは流石。

鶏叉焼が美味しいのはいつもの通り。

評価:
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#主人の愛想の良さがとても進化した?と感じたのは間違いない。





「ラーメン''おやじ''」@町田市中町。市役所横の通りを歩いていて、その香りに引き寄せられる様に久しぶりの訪問。食事時を外れた中途半端な時間だったが、それでも若者を中心にカウンターがほぼ埋まっているのは流石の人気店。

 
 ネギおやじ麺<辛味>(1000円)

中華鍋でささっと炒めた野菜の上に盛られた辛味ネギが、この濃厚味噌スープと多加水中太縮れ麺に笑ってしまう位マッチしている。

時々無性に食べたい、癖になる系の品。旨い。

評価:
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#1000円が高くないと思えるから不思議。





「''不如帰''(ほととぎす)」@渋谷区幡ケ谷。新京王線幡ヶ谷駅から徒歩5分。地元の商店街の路地に佇(たたず)む名店を初訪問。

8席カウンターのみの店内に入ると、幸運にも殆ど待ち無しで座る事が出来た。若い主人が一人でさばく厨房は見ていて楽しい。

 
 味玉塩そば850円+穂先メンマ100円

スープを頬張った瞬間にあれこれは初めての感覚だとその味わいと香りに一瞬戸惑うが、すぐにそれは蛤(はまぐり)の放つ演出だと理解する。貝と魚系と肉系のトリプルの味わいといった所か。

香味油とわずかに浮かぶ焦がし葱が若干の下世話さをこのスープに与えているが、その効果の絶対値もかなり絶妙。

表面が若干粒々としたストレート中細麺も私の好み。味玉と穂先メンマは醤油の味付けだったがこれも大変美味く纏(まと)まっていた。

評価:
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#いつの間にか店の中と外に大行列が出来ていた。





「''基''(motoi)」@町田市仲見世商店街。久しぶりに3度目の訪問。

 
 辛つけめん(780円)

個人的には既にブームが過ぎ去った感のある超濃厚魚介豚骨系ではなく、中濃程度に抑えた辛つけ麺。唐辛子だけではなくエスニック系のスパイスも混じった複雑な辛さでちょっと新鮮。

麺は典型的な中太多加水ストレート。

評価:
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#〆はスープ割りで。





「博多中洲屋台''鈴木ラーメン店''」@相模原市相模大野。テーブル席がメインの広い店内に、若いスタッフ達の声が大きく明るく響く。開店直後に行ったきりの再訪。

 
 らーめん(580円)

この品の豚骨臭を気にするネット上の記事も少なくないが、私的には全く気にならないレベル。むしろベースのスープはあっさり豚骨と思える。

ばりかたで頼んだ少加水極細ストレートは本場の雰囲気が満載。2枚のぶ厚い肩ロース(多分)叉焼は、もっさりした感触が残念な感じ。他には木耳と万能葱とあえ胡麻のトッピング。紅生姜と辛子高菜を後で更に追加。

評価:
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#店内のテーブルは殆どお客さんで埋まっているからこれでいいのだ。





「チョップスティックカフェ''汁べゑ''町田店」@町田市原町田。ユニークなメニューの多いこの店でたらふく呑んだ〆に頂いたラーメン。

 
 ラーメン780円

鶏をしっかりと炊き出した濃厚スープにしっかり醤油+中太多加水麺のシンプルながらガッツリ系の、飲兵衛には持って来いの仕上がり。

評価:
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#ちょっと期待が大きすぎたかも。





「''69'N'ROLL ONE''」@町田ターミナル」。移店後1ヶ月経過した店に二度目の訪問。この立地で平日の昼時にしっかり10人くらい並んでいるのは流石。

 
 3号味玉ラーメン(850円)

券売機の前でしばし煮干しと迷ったが、やはり今回は塩で。

スープとかえしと香味油と調味具材が絶妙にピンポイントで交わってる感のある、端麗と複雑が同居する芸術品の様なラーメン。オープンキッチンでその品が出来上がっていく様をゆっくり見ることが出来るのはとても楽しい。

評価:
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#最後の最後のコンテンツはやっぱり69で〆。



#今後は提供する立場で。
#Thanks and See You All.. Bye...

町田B級グルメ#29 [B級グルメ]

本日2011年2月28日で、本PLAYLOG登録5年が過ぎた。そして私の誕生日でもあるので、また1歳食っちまった事になる。正真正銘の親父道まっしぐら。バースデイカードを送って頂いた皆様、本当にかたじけない。っす。おおきに。

あと1ヶ月でこの場所も無くなるという事で、なにもかにも全てが年貢の納め時らしい。

というわけで、今更ながら町田のB級グルメ系の情報リリースを。このシリーズも今回が最終回かもしれない。



「''奨''(TASUKU)」@相模原市南区。小田急相模原駅近くの大型ジェネラルマーチャンダイズストアの隣りにひっそりと佇(たたず)むお店。間口はけっして広くはないが、店内外のさりげないインテリアと接客の人間力を含め、和的な美しさと心地良さをシンプルに提供してくれる。

 
 らーめん(750円)

鰹の香りの上から柚子の香りがふわっと広がる。スープの基本は動物系が若干前に出ている感はあるが、総合的に絶妙な調和配分の結果、コクとキレと優しさが同居した上品な味わいを醸し出す。

細めの多加水若干縮れ麺がスープに比べ弱いのは残念。

評価:
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#豚骨醤油ベースなれど家系とは別の品格を漂わせていた。





「''はやし''」@渋谷区道玄坂。渋谷の有名店を初訪問。10席程のカウンターの中で主人と奥様とバイト(以上想像)の3人で仕切る。

 
 味玉らーめん(800円)

加水低めで歯ごたえのある中太ストレート麺が、魚介と動物系のWスープを控えながら絶妙に拾う。パンチがあるわけでは無いが、コクとすっきりが同居している。柚子が浮かんでいるが、''奨''(TASUKU)さんのそれほどの主張はない。

がしかしただただ美味しくて、久しぶりにスープも全て飲み干した。

評価:
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#魚介が前に出過ぎない、優しい豚骨煮干し醤油に大満足。





「''風来房''(ふうらいふぁん)」@町田市原町田。殆ど2年ぶりの訪問。全てのメニューで以前に比べ煮干しが強調されている気がするのは気のせいか。

 
 煮干しラーメン「ジャパン」(800円)

いきなり煮干しがどっかーんと来る感じ。優しい和の煮干しとかではなく、男らしく前面にやってくる系。たっぷりの香味油と魚粉の香りがその土台を支える。

中太ストレート麺も笑っちゃう程にほおばりがいのある小麦の美味さを呈す。燻(いぶ)りチャーシューとたっぷりのメンマ。ナルトと長葱と海苔。最後に柚子の香りにも気付いた。

評価:
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#見かけ以上にずっと男らしいラーメン、ご馳走様でした。





「麺 ''からいもん''」@町田駅南口。前を通ったら店の前に以前は無かった限定メニューの看板を見つけて早速入店。

 
 もやしそば(500円)

このボリュームでこの値段は既にお得感で一杯。とろみの付いたほんのり甘い野菜スープが加水率の高い細麺に絡む定番の美味さ。もやしって本当にコストパーフォーマンスの高い材料だと改めて思う。シャキシャキ度は文句なし。

評価:
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#若い主人はもう少し愛想があってもいいと思う。





「豚骨ラーメン''しゃかりき''」@町田市木曽東。境川団地の幹線道路の十字路に位置するラーメン店。以前から気になっていたこの店を初訪問。

カウンターのみの店内厨房で男性一人で賄っている。券売機でメニューを選んだ後にそれをテーブルに置くと、塩、醤油、味噌からのタレの選択と麺の種類、及びその他の好みを聞かれる。

カウンターが低く全てのオペレーションが見えるので待ってても退屈しない。4本テボの同時湯切り+丼返しには少し感動した。

 
 ラーメン<塩、細麺、固め>(700円)

大きな特徴の無い若干あっさり目の横浜家系というテーストだが、細麺で頼んだ割にはバランスは悪くない。

評価:
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#裏手のスーパー側に2台分の駐車場あり。





「''支那そば亭'' 中町店」@町田市中町。この町田の地では老舗の店。二代目の夫婦(多分)で賄っている。

 
 支那そば(680円)

煮干しの香るスープを縮れた中細麺が拾うという、典型的な昔ながらの中華そば。鰻の甘ダレで仕上げた分厚い叉焼2枚も健在。

評価:
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#美味しく頂ました。





「白河手打中華そば''一番いちばん''」@町田市中町」。カウンターのみの店内に先客4名。そのうち女子2名。

 
 手打ち中華そば(700円)

もっちりつるつるの多加水手打ち縮れ麺が美味い。スープは鶏と醤油味のストレートでそれ以外の下心は一切無し。香ばしく分厚い叉焼もお得感あり。

評価:
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#スープの温度は相当高めでこの時期は暖まる。





「らーめん''鷹''」@相模原市南区。気になっていた店に入店。カウンター内の厨房で夫婦と思しき二人が賄う。キックボクシングの小比類巻選手の直筆のサインが背面の壁に直接書き込まれていた。

 
 塩ラーメン(650円)

背油がたっぷり浮いたスープが気分をその気にしてくれる。その脂を拾った中太ストレートつるつるの麺もとっても美味い。

評価:
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#こういうラーメンが時々無性に頂きたくなる。





「''ぜんや''」@新座市野火止。だいぶ町田とはかけ離れているが、塩の極みと言われている(かも知れない)志木街道沿いのこの店を初訪問。

とぼとぼ歩いていると老いも若いも含めて、15人ほどが店の外で並んで座っているのを発見。え~と今は平日の昼時なんですけどと、それから待つこと45分。

店内はカウンター8席のみ。券売機で最も基本のメニューを選び座る。大鍋で麺を泳がせて平ザルで掬い湯切りするタイプ。その佇(たたず)まいに期待が高まる。

 
 ぜんやラーメン(700円)

湯気にオートフォーカスが迷ったピンボケ写真が残念感満載だが、一言で言うと、匠の世界の様な切れ味の鋭さを垣間見せるタイプとは対照的な位置にある、全体のバランスの妙が小憎らしいほどに優しい塩ラーメン。鶏をベースに若干の海の香りがするが、最大の功労者は何と言っても塩。塩。塩。

あとは香味油に頼りすぎずに、敢えておもてなしの庶民的な味付けで全体を上手く整えている感じ。

特筆すべきは、中太の若干縮れ麺が放つ武骨な味わいがこのスープに何故かとってもヒットしている事。濃い目の醤油でしっかり味付けされた小ぶりな叉焼も、意外な組み合わせに感じられたがしかし美味かった。メンマは薄味で想定内。ほうれん草はわずかに雑味を感じた。

評価:
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#店を出る時も行列は極めて安定して続いていた。





「69'N'ROLL ONE」@町田ターミナル。移転したてのあの店をその翌日に訪問。12席のカウンターに人が並ぶ。昨日は店の外に50人の行列が出来たらしい。

 
 2号ラーメン(800円)

比内地鶏のスープと醤油ダレと鶏脂の飛び道具無しの限りなくまっすぐなラーメン。

評価:
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#下心のない孤高の鶏スープに乾杯。

町田B級グルメ#28 [B級グルメ]

呆れ果てた事に、28回目を数えるこのシリーズ。PLAYLOGも終焉に向いつつあるので、そろそろこれも終わりにすべきか。と思いつつ。



「''サン食品の屋台''」@町田市原町田。ぽっぽ町田前の広場に正月2日に現れた屋台。これはやっぱり頂くしかないでしょう。

 
 沖縄そば(500円)

素朴な味わいのスープと麺に、三枚肉2枚と蒲鉾2個のコラボでこの値段はお得感高い。


評価:
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#めんそーれ、ニライカナイ。





「町田汁場 ''進化''」@町田市森野。今年初訪問。今回は店主の関口さんとお袋さん(多分)が店を賄(まかな)っている。

 
 白醤油つけめん(850円)

実はこの店でつけ麺を頂くのは初。多加水の平うち麺と今時ではない清湯(チンタン)系あっさりめのスープのコラボ。

あっさりめなんだけどしっかりと味の出た鶏油とわずかに漂う柑橘系の香りと黒胡椒スパイスが乗った白醤油ベースの汁が、麺に絡む。

がーーーん、旨いぜ。この野郎。しいて言えばスープの温度が高ければもっといいかな。

評価:
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#食後にスープ割りをもらい、完飲。





「''支那そばや''」@新横浜ラーメン博物館。ラー博を訪問する事自体が何年ぶりだろう。比較的近所故に、何時でも行ける的な安心感からその門を潜(くぐ)っていなかった。

久々の訪問ゆえに、佐野実氏の店の敷居を跨(また)ぐ。

 
 限定塩らぁめん(1000円)

煮干の香りが口内と鼻腔にぱぁっと広がるいかにもの上品ラーメン。絹の様な質感の柔らかいストレート麺が腹に優しく落ちていく。

写真左に見える焦がし大蒜が意外な存在感を放っていたが、決して無粋でいやらしい域に達しない範囲でのいい演出を魅せていた。

評価:
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#値段も鑑み、敢えて厳しめの判定を。





「辛麺''真空''」@町田市原町田。

久しぶりの訪問。ここは来る度にスタッフが変わっている気がするが、いずれもよく鍛えられている感じで仕事が丁寧なのが気持ちいい。

今回一番感動したサービス。カップルの客の普通の水をもらえますかというリクエストに、普通の水ですか?と一瞬怪訝な顔をした後、女性客がレモンが苦手なんです、と申し訳なさそうな顔をした瞬間に、さっと笑顔に戻ってかしこまりました、と氷水の入ったコップを彼女に差し出す。

そして二人のスタッフが厨房内で目で合図をした後すぐに、このカップル専用の「レモンの入ってない水差し」が差し出された。ちょっと感動。

 
 海(750円)

以前より青さ海苔が増えた気がする。その分あさりは減ったかも。が、以前よりもさらに「海」の香りが強調されているのは間違いない。

評価:
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#このご時勢ながら、あさりのつぶは結構でかい。





「麺処''まさご''」@町田市原町田。初の訪問。

店外にある券売機でその値段に惹かれたメニューのボタンを押して入店。中途半端な時間だったので客は自分ひとりだったが、女性が満面の笑みで迎えてくれる。

券を渡すと、すぐにザーサイの皿が出てきた。

 
 東京らーめん(500円)

醤油と鰹系の出汁が十分に聞いたシンプルながら非常にセンスのいいラーメン。隙もなくとても美味い。これでこの立地でこの値段は立派。

評価:
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#次回は横浜らーめんを頂きたく。





「名物塩らーめん''小川軒''」@町田市小川。2度目の訪問。前回とスタッフが一部入れ替わって、初老の夫婦(多分)で営業されている。

 
 塩らーめん(650円)

大きな特徴はなく、その分バランスの取れた真面目でオーソドックスな塩ラーメン。個人的に好きなタイプの味わいを醸し出している。

評価:
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#立地は不利なれど頑張って欲しい店。





「室蘭ラーメン''雷文''」@町田市本町田。平日昼間に訪問。ちょっと驚いたのは、先代の宇都宮節子さんが一人で厨房に立っていた事。息子さんの姿は見当たらない。

そういう日もあるんだと思いつついつもの系列を注文。

 
 肉玉ラーメン<塩>(900円)

息子さんのオペレーションに比べると女将さんのそれは随分と感覚的に見える。が、しかし出来上がった品はぶれていない。

複雑な味わいの複合品なれど昔ながらの中華そばの範疇を逸脱していない、計算された境界線に佇(たたず)むラーメン。

典型的な地域密着型の店内での女将さんの接客(というか表情)が抜群。

評価:
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#この麺とスープが好きだ。





「''胡心房''」@町田市原町田。おなじみの行列店に新しいメニューが加わったと聞いて早速訪問。

 
 つけめん(850円)

最近流行のいわゆる豚骨魚介濃厚つけ麺とは全く異なるエリアに属するつけめん。胡心房らしいそれ、と極めて肯定的に形容できる。

やわらかい絹の様な細めんがわずかに昆布出汁の効いたスープに漂っている時点で既に差別化は完了している気がする。好みは別れるだろうが、自分的には十分楽しんで頂けた一杯。

評価:
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#スープ割りも頂き、最後まで美味しく完飲。





「''AFURI''(阿夫利)」@渋谷区恵比寿。塩とゆず塩をキラーコンテンツとするこの店を久々の訪問。

平日の16:30ごろという極めて半端な時間帯の訪問だったが、私の前後客7人全てが女性だったのには驚いた。しかもそのうち3人は一人客。

 
 ゆず塩麺<まろ味>(850円)

ストレート低加水細麺も清湯系スープもレベルが高い。美味。柚子の香りは期待した程前面には出ておらず、それはそれで奥ゆかしくていい。

評価:
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#女性にもてるラーメン。ご馳走様でした。



#というわけで今回の鉄人は、、、
#気持ちを込めて、辛麺''真空''のカスタマイズド水差しに決定!

米子にて#30 [B級グルメ]

ほんの1週間前の2010年大晦日から2011年元旦にかけて、一晩で89cmの積雪でえらいことになった挙句、なにかと全日本のニュースに取り上げられた我が故郷、山陰地方に位置する米子。

市内の街道沿いの木々の枝が悉(ことごと)く折れている光景は驚きだったが、その最たるシーンは米子港沿岸一帯に渡る錦公園(今は湊山公園と言うのが正しいか)の入り口に昇り立つ樹齢何十年か(私よりずっと年上)のぶっとい松の木が、その中ほどからぽっきりと折れてる絵だった。

 
 レンタカー車内から撮影の図

身内の墓地に出向くと、墓石や石灯篭がばったんばったんと倒れてる。特に石灯籠の帽子の部分は殆ど崩落。雪で石仏が簡単に崩壊するという事実に素直に驚く。



閑話休題。気を取り直してラーメンでも食うべし。



「麺処''三鈷峰''」@米子市皆生温泉。個人的に期待大の店に2度目の訪問。

 
 味玉らーめん(750円)

鶏の濃厚白淡スープと魚介の風味がブレンドされたスープの完成度が極めて高いと思えるコンテンツ。麺は加水率が高めの淡白な若干縮れ麺。

叉焼、味玉、海苔、長葱、水菜。Good Luck。


評価:
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#現時点で米子で最も洗練されてるらーめんの店かな。





「本場中国式手打ちラーメン''菜単''」@米子市西福原。天満屋の入り口辺りに居を構える有名店を初訪問。家族3人(多分)が迎えてくれる。麺を手打ちする音が店内に響く。

 
 Aセット<手打ちラーメン、焼き餃子、ライス、漬物>(850円)

甘さを強調したスープは米子のそれっぽい味わい。これは伝統の牛骨の出汁のなせる技かと思い店主に聞いたら、鶏ガラと昆布(北海道産)だと切り返され、目が点に。

餃子は小粒で個人的に好みのタイプ。腹いっぱいで満足の結果に満足で満腹。

評価:
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#手打ちの麺の主張は天晴れでした。





「''CARRIE LEE''皆生店」@米子市皆生温泉。

 
 しょうゆラーメン(550円)

喫茶店で食べるラーメン、っていうのが米子っぽい。しかし、20年ぶりに顔を会わせた高校時代の友人との訪問故に、お互いの状況報告に終始した結果ラーメンの味は殆ど覚えていない。

評価:
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#再訪問してしっかりレポする所存です。





「''らーめん大學''」@米子市皆生新田。

労災病院の真正面のお好み焼き屋さんの跡地に昨日2011年1月8日(土)に開店したその日に訪問。実はラーメン店の開店の日に入店するのは個人的に生涯初の体験。


親子と思われる男性2人をメインに、女性2人の家族臭あふれるスタッフの店内の空気はとてもいい感じ。

 
 味噌ラーメン(700円)

甘い赤味噌スープと西山製麺っぽい多加水縮れ麺と野菜+叉焼という極めてオーソドックスな札幌系なれど、余りにもトラディショナル故にかえってとても新鮮に感じる。実際、味噌スープの上に浮かぶ多めの香味油の効果が大きい。美味い。

玉葱とモヤシと挽肉の炒め物の火加減も抜群。文句なし。

新規店なれど標準品の丼の採用に、逆の意味での安心感を感じる。ごちです。

評価:
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#繁盛を心から祈りたい、好感度大の店。





#さて、これから20年ぶりの四国の地に移動するです。

町田B級グルメ#27 [B級グルメ]

2010年がもうすぐ終わる。これまでも紆余曲折満載の年月を過ごし続けてきたという自覚があるが、それにしても今回は最も劇的な一年だったか。

今年の個人的な三大変化点はシンプルに以下の通り。

 1)会社を辞めた。
 2)煙草を止めた。
 3)長女が成人した。一方で親父が怪我をした。

他にも色々あったが、この3つと比べると他は全て霞(かす)んでしまう。その結果、今年は金食い虫の娘二人を抱えながら、無職で、それも喫煙所の外で、かつ親のケアをしながら新年を迎える(爆)事に。いや、笑い事ではない。

それはさておき、懲りる事無く本年最後のB級グルメレポ。



「''さぬき屋''成瀬店」@町田市南成瀬。

店名の通りうどんが売りの店なんだが、丼物とお蕎麦を食したくなったので、そのセット物を注文。

 
 玉子丼ミニざるそば付き(790円)

玉子丼とは親子丼から鶏を引いたモノという表現でほぼ正解。普通に旨い。ただし蕎麦は歯ざわりも香りも残念なものだった。

評価:
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#やっぱりうどんにするべきだった。





「''胡心房''」@町田市原町田。今回は久しぶりに辛いラーメンを。

 
 辛。らぁめん(800円)

見た目はこの店のディフォルトのラーメンと殆ど変らない、クリーミーで美しい見てくれ。が、食してみると想像以上に辛い。ただし後に尾を引かない種類の辛さで、喉を越すとさっと消えていく。

辛さがレタスや長ネギの瑞々(みずみず)しさを引き立てる。

評価:
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#海苔もしっかり海苔の味がしている。





「麺処''韋駄天''」@相模原市相模原。JR横浜線相模原駅から大通りを徒歩10分のとんこつ系の店を初訪問。

カウンターのみの店内で若い主人が1人で厨房に立つ。最も基本のメニューを券売機で発注。

 
 らー麺(650円)

モヤシが入っているのがちょっと意外だがそれ以外は典型的な博多系ルックス。食してみるとこくは充分にあるが意外とさっぱりしており余計な雑味が一切無い。

叉焼、木耳、モヤシ、万能ネギ等の脇役も隙無く出来上がっており、塩出汁スープを拾う加水率の低い極細ストレート麺を盛り立てる。

評価:
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#完成度の高い豚骨ラーメン。ご馳走様でした。





「''jun-pey ra-men''」@町田市成瀬。がっつり上品な豚骨系を頂くべく半年振りに訪問。鉄の扉を開ける。

 
 塩ラーメン(650円)

こってりとあっさりが同居している塩豚骨が期待を裏切らない。満足の品。

評価:
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#博多系とは異なる豚骨ラーメン。家系でもない。





「''紅虎餃子房''横浜CIAL店」@横浜市西区。名店が並ぶ横浜CIAL店6Fの中華店。ガツンとした刺激を求めてすっぱ辛い系のメニューを。

 
 すっぱ辛いサンラータン麺(980円)

名前そのまんまの味わい。どかんと来ます。

評価:
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#スープも完飲。





「麺屋''零一''駒澤大学店」@世田谷区駒沢。東急田園都市線駒澤大学駅から246号直下を大通り沿いに5分の地にある店。

店内は街並みと同じく比較的若い客層でカウンターもテーブルも埋まっている。ちょっと悩んだ後、つけ麺を券売機で発注。

 
 武士系豚骨つけ麺(750円)

今風の濃厚スープだが魚介粉が前面にでしゃばりすぎてないのが、個人的には好感度大。麺は浅草の開化楼製の太麺で歯応えも味わいもいい。

評価:
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#柚子の香りの漂うスープ割りも好印象。





「情熱串焼き''小池屋''」@町田市原町田。小田急町田駅から徒歩1分の地下にある小ぶりな店。最近気に入って何度か利用している居酒屋。

 
 キーマカレー(680円)

夜中まで呑んだ暮れた〆に頼んだ品がこれ。小腹の空いたお腹にずどんと堕ちていった。

評価:
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#小池さんは今でも座敷でラーメンを食べ続けてるのだろうか。





「RA-MEN ''3SO''」@町田市木曽西。味噌の実力を伴った新興勢力のこの店を再訪。今回は変化球のメニューを受けてみる。

 
 エスニッQ 3SO(750円)

カレーと味噌のコラボレーション。適度なスパイシーさと味噌の甘さが新しい種類の味を演出する。輪郭のはっきりしたトマトのフレッシュでフルーティーな役どころも見事。

評価:
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#美味いっす。よじれた麺が放つ小麦の味わいも。





「町田汁場 ''進化''」@町田市森野。週末の昼時に訪問。いつもの主人に加え今回は新婚の奥様とお袋様が厨房に立っている。幸せそうで何だかいい。

 
 煮干塩+しお味玉(700円+100円)

今日はいつも以上に煮干の味が際立っていた。が、前面に出過ぎという程でもない絶妙のバランス。

評価:
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#スープも最後の一滴まで完飲。





「''室蘭ラーメン雷文''」@町田市本町田。オペレーションの優れた実力店舗を再訪問。13席のカウンターは一杯。今日も若い主人が一人で賄う。

 
 ラーメン<正油>(700円)

見た目の通り古典的な味わいなんだが、色々な出汁と油が美味く調和して、不思議に新鮮で実直なラーメンに仕上がっている。若干黄色い固めに茹でた少加水細縮れ麺が美味い。

評価:
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#最後に厨房に先代の女将さんが出現。少し小さくなった印象。





「''69'N' ROLL ONE''」@相模原市上鶴間本町。かつての限定メニューを頂くべく訪問。

 
 ニボニボ味玉(900円)

煮干のみでとったという海の香り満載のスープが、しっかりとラーメンの出汁として完成しているのは表面を覆う鶏油の演出による。叉焼も含め呆れる程に美味。

評価:
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#評価は分かれるがレベルは間違いなく高い。





「らあめんつけめん ''ばんばや''」@町田市中町」。久々の訪問。鯛の身から取った上品な海系スープが特徴の店だが、今回はつけ麺を発注。

 
 醤油つけ麺(600円

叉焼を手元のミニ七輪で炙るのはこの店の標準的な作法。写真がしょぼくて解りにくいが、つけ麺のスープは今時の魚介粉の主張が前面に出たタイプではなく、醤油の味わいと香りがしっかりとしたもので好感が持てる。

評価:
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#呑みに夜訪問してみたい店。





「''七面''(しちめん)」@町田市原町田。仲見世通りの中央に構えるカウンターのみの老舗を初訪問。いい感じの初老の夫婦(奥さんの愛想がとてもいい)が厨房に立つ。

 
 ラーメン(600円)

典型的古典的な東京醤油の味わい。これが笑っちゃうぐらいに美味い。麺は自家製との事。青菜の刻んだのが浮いているがこういうのがいい役割をこなしている。

評価:
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#しみじみと頂きました。





「らあめん''英''」@世田谷区経堂。小田急線経堂駅から徒歩5分。商店街沿いにあるカウンターのみの小ぶりな店だが待ち客が外に並んでいる。

 
 らあめん(700円)

典型的な博多系に見えなくもないが、味の〆は醤油に委ねていると思われる独特の香りがある。固めで頼んだ麺は極細のストレートで弾力のあるタイプ。味玉は今時ちょっと珍しい固茹で。

若い主人の接客と笑顔は満点。店に活気がある。

評価:
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#ちょっとこの採点は辛目かも。





「ラーメン''奥津家''」@町田市木曽町。2年ぶりの訪問だが2年前と同様に駐車場になかなかたどり着けず、主人に聞いてようやく事を成す。

 
 ラーメン<並>(650円)

濃厚だが優しい家系の味は健在。中太やや縮れ麺は小麦の美味さを十分に放っており、スープを良く拾う。幸せが満ちている感じの店内が楽しい。

評価:
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#主人が笑顔で豚骨を粉砕する手際もダイナミックで見応えがある。





「白河手打中華そば''一番いちばん''」@町田市中町。3度目の訪問でこの店の評判の看板メニューを券売機で選択。

 
 わんたん麺(880円)

自家製の中太ごわごわ縮れ麺が懐かしい系の醤油スープを拾い上げる。わんたんの舌触りと味わいがこのラーメンにヒットする。香ばしい肩ロース(多分)と上品で超柔らかい鶏かしわ肉の叉焼の組み合わせも秀逸。

評価:
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#主人と若いスタッフの二人と、製麺室にもう一人。





「らーめん''一鶴''(いっかく)」@町田市能ヶ谷町。小田急鶴川駅のすぐ近くの店を久々の訪問。豚骨醤油の家系がメインディッシュの狭い店内は、回転の速い近所の大学の生徒で埋まっている。

 
 辛口ねぎらーめん<かなり>(900円)

4段階の辛さから今回は2番目を選択。写真だと解りづらいが結構赤い粘度の高いスープ。が、がっつくと意外にそれほどでもなく平和に食べられた。

腹が空いていた事もあって、あっという間に完食。中太やや縮れもちもち麺もいい感じ。

評価:
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#もう少し店内を綺麗にした方がいいのでは。大きなお世話か。





「つきみ野''大勝軒''」@大和市つきみ野。カウンターのみの広い店内だがよく混んでいる。家族連れも多い。厨房内は比較的若い3人。

 
 辛味つけ麺<並>(650円)

つるつるの中太ストレート麺は小麦の香りが感じられず、スープもなんだか凡庸で残念な味わい。しかしコストパーフォーマンスはいい。

評価:
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#何故こんなに人気店なのか不思議。





「''大文字''」@町田市成瀬が丘。定番の店で定番のメニューをオーダー。

 
 辛味噌ラーメン(950円) 20年間殆どブレの無い味。青魚の油がほんのり効いたいつもの味。当初は違和感を覚えたがすっかり馴染んでしまった。 評価: =================================== #店奥のオペレーションを見たいんだが。 「''丸龍''」@相模原市上鶴間本町。ほぼ1年ぶりの訪問。相変わらず腰の低い声の大きな女将さんが迎えてくれる。    ワンタンメン(650円) 生姜の香り漂う醤油味のワンタンラーメン。中加水縮れ麺が表面の油とたれを十分に拾う。肩ロースの叉焼はちょっとぱさぱさしているがグロスもあってこれはこれで良い。 評価: =================================== #こういうラーメンが時々無性に食べたくなる。 「''小樽食堂''町田広袴店」@町田市広袴。年末の慌しさの合間に家族四人で訪問。駐車場は一杯で店内も待ち行列が出来ている。 最近流行りの全個室システム。オーダーはシートに記入してスタッフに渡すタイプ。待ち時間と各メニューの温度にばらつきがあるが、総じてコストパーフォーマンスの高い旨いものが頂ける。    北海道ラーメンサラダ(580円) ヘルシーでボリュームもあり、そして普通に美味い。 評価: =================================== #牛肉系メニューがお勧め。 #今回の鉄人選択プロセスは、事情により省略。 # #改めまして、皆様、良いお年を。

新宿からバスに乗って米子に着いた [B級グルメ]

新宿都庁の高層ビル群の一角から夜行バスで11時間。父親の怪我に伴なう手術に立ち会うべくして帰省。

11時間揺られて早朝に米子駅前到着。前日に予約を入れたレンタカー店始業前だったので、先立って帰省していた兄貴の車に拾ってもらい、早速入院先の総合病院へ。

担当医さんの手術のメニューを聞きながら昨今の医学の進歩のスピードに改めて驚く。80を超えてから2度目の大手術に立ち向かう父親の不憫さを想いつつ、されど有難さを感じながら。

というわけで、今回は米子市皆生をメインに。



「とり料理''さんぽう''」@米子市角盤町。40年を超えるの歴史を誇る鶏料理専門店の老舗を兄貴と再訪問。

 
 さんぽう風ドライカレー(1100円)

ふわふわでからっとした優しい鶏ミンチと玉子バターライスの妙は健在。この食感は他の店では味わえない。ほのぼのと美味い。幸せを感じる。

鶏の唐揚げとサラダも気が利いたテーストを放つ。

評価:
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#次回こそ、ゆっくり酒を呑みたい店。





「麺処 ''三鈷峰''(さんこほう)」@米子市皆生温泉。山陰の温泉街のど真ん中に昨年開店した評判の店に初訪問。

 
 らーめん(650円)

鰹と鶏をベースにした濃厚なれどさっぱりとした味わいの白湯スープを中太やや縮れ麺がいい感じで拾う。そのバランス感覚の正しさと心地よさは米子の新興勢力のラーメン店の中では最も際立っていると思える。

豚骨とか牛骨とかのガツン系に頼らない美味さが清い。

評価:
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#次回はつけ麺とかも挑戦したく。





「''神楽''(からく)」@米子市皆生。松江が本店の人気店を3年ぶりに訪問。とんこつがキラーコンテンツの店だが、今回は敢えてそこを避けたメニューを。

  
 塩ラーメン+半熟煮卵(610円+100円)

塩ラーメンと言うよりは殆ど醤油ラーメンという井出たち。甘いスープが中太縮れ麺に絡み、普通に美味い。それ以上のインパクトは無いかな。

評価:
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#接客はパーフェクトでした。





     
     大山@国道431号線 → クリックでちょい拡大

天候が荒れ気味の日が続いているが、手術の日だけはあり得ない位に快晴だった。





「''山陰労災病院食堂''」@米子市皆生。

 
 海老フライカレー(730円)

サクサクの海老フライが楽しめました。ご馳走様。

評価:
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#今回、とってもお世話になった食堂。





「''天下一品''米子店」@米子市皆生。米子にも天下一品はあるのは勿論知っていたが、今回初訪問。というか、天下一品に行く事自体がとっても久しぶり。

 
 こってりラーメン(650円)

超濃厚のどろどろ豚骨スープは健在。濃厚なれど、かえしは純粋な塩ベース故に無粋ないやらしさとか雑味とか化調味はなく、美味しくそして楽しい。

評価:
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#米子産と思える葱が美味い。





「''旬門''米子本店」@米子市明治町。

    
    利き酒・山陰めぐり(980円) → クリックでちょい拡大

 鳥取市  山根酒造
 伯耆町  久米桜酒造
 境港市  千代むすび酒造
 隠岐の島 隠岐酒造
 津和野町 財間酒場

の5点セット。端麗系が主。広島から来たという女性2人と話が弾んだ。





   
   日野川河口のモニュメント

龍馬さん、西郷どん、弥太郎さん、小五郎さん、晋作はんとかの全国区レベルの偉人を排出していない地の日本海を望む、意味不明の像。




「''CoCo壱番屋''米子皆生店」@米子市皆生。

 
 カキフライカレー<3辛>(780円)

CoCo壱番屋さんは全国何処にいっても安定した美味さと品質とサービスが頂けます。ご馳走様。

評価:
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#牡蠣のカレーが最近ブームな俺。



##手術はお蔭様で成功。さて次はリハビリ。

米子にて#29 [B級グルメ]

今回の帰省の主な目的は、自分のなりわい(生業)に関する転機について私の父親に第一報をインプットする事だった。終始穏やかに聞いてくれたが、これまでの息子の職業を誇りに思ってくれていたんだろう。少し寂し気に見えたのが心に沁みた。

そしてそれとは無関係な私の生活習慣の変化にたちまち気付き、それをとても歓迎してくれた。親って(幾つになっても)凄い。と言うか頭が下がる。

その父親の検査結果を聞く事も今回の帰省の大きな目的の一つだったが、有難い結果を主治医の口(くち)から聞く事が出来た。全ての人に感謝。

さて今回も行くぜよ。もとい、行くけん。



「''五季''(いつき)」@米子市上後藤。郊外の和食の店を再訪。

 
 晩酌セット(1800円)

季節物の天婦羅と刺身の盛り合わせ。と、香ばしいカタクチイワシに蟹味噌にふろふき大根に枝豆に小魚の飴煮。という多品目の和食とアルコール(ビールと日本酒と焼酎から選択可能)の晩酌セット。今回は日本酒冷やで。

充分普通に美味いんだが、値段が微妙でお得感があるのか無いのか結局不明。





「らーめん''喜多屋''」@米子市安部。メニューが一新されたとの情報を得ていたので早速訪問。

未食のトライアル系のメニューは殆どがSold Outに見えたので、逆にこの店のキラーコンテンツを発注。

 
 喜多屋らーめん(550円)

写真がイマイチで解り難いが、相変わらずインパクトのあるルックス。トッピング直前に中華鍋で炒めたラーツァイ(モヤシと韮とマー油?)と叉焼と背油とたっぷりの香味油。

中細少加水縮れ麺がそれを拾う。

油系のインパクトはあるが、野菜の旨みと醤油の甘さがいい感じで化学反応していて、必然的な正統派の味わいとも感じられる。

多分賛否はあると思うが、個人的には充分ありのラーメン。野菜がもう少ししゃきっとしていた方がいいと思ったが、麺と一緒にがばっと平らげるならこれでいいかも、とも。

評価:
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#定番化する味わいとは別方向のそれで一押し。





「カレー専門店''とんきん''」@米子市茶町。米子駅前の今やシャッタード商店街と化した哀しき光景連鎖の、入口近くのカレー専門店の老舗を再訪問。

閑散とした付近の情景とは無関係に、この店内は活気に溢れ、待ち行列さえもある。凄い。2人のお母さんの連携プレーが見事で無駄な動きが全く無い。美しい。

 
 カツカレー(550円)

スパイスの効いたサラサラのルーが美味い。カツは揚げる前に包丁を入れてパン粉を塗(まぶ)してさっと油を通したタイプ。香ばしい。

評価:
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#色々な意味で、参りました。





「''むさし''」@米子市中町。これまた米子の老舗のラーメン店を約2年ぶりに訪問。いい意味でど派手なインパクトの夫婦は健在。

 
 ラーメン(550円)

米子市内の伝統的な市民派グルメメニューは550円が圧倒的に多数派の様だ。牛骨の甘みをたっぷり摘出した油の乗った醤油ラーメン。柔らかめの中細ストレート麺がスープを拾う。これぞ米子のラーメンの味わい。

やや固めの叉焼4枚とモヤシ、そして米子産と思われる長葱が美味い。

評価:
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#山陰特有の牛骨ラーメン、ご馳走様。


 
 神社と土俵と黄金銀杏

子供の頃賽銭箱をひっくり返しては駄菓子屋に走った、生家すぐ近くの神社。手前の土俵はその頃の私にとって竜宮城の様な聖地だった。銀杏の黄金色が眩(まぶ)しい。





「うどんそば''たかのり''」@米子市博労町。私が高校生の頃から営業している老舗。あの頃は焼きそば屋だったと思うが、今はうどんとそばをメインとする店になっているらしい。

30年ぶりの訪問。古いが清潔感に溢れた店内は、いい感じの2世代の女性で賄(まかな)っている。

 
 天ぷらうどん(550円)

これも550円だ。うどんのコシはそれほどでは無いが、もっちり感は充分で食べ応えがある。出汁は殆ど透明な関西系。がしかし塩の主張はしかっりしてる。

野菜と海老の天ぷらが美味い。

評価:
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#なんだか泣けてきた。





「 麺処''宗杏''」@米子市茶町。正統派のラーメンを頂くべく、半年振りの訪問。

 
 魚宗ラーメン・しお(630円)

魚の香りをメインにした海系ラーメン。あくまでも主張は控えめで慎ましやかな味わいに仕上げている。叉焼は標準的なバラのロール。

評価:

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#控えめな美しさがちょっと微妙な感じ。





「下町食堂''ごち''」@米子市万能町。

 
 大山黒牛スジ煮込み(550円)

#これも550円。ご馳走様でした。。。

町田B級グルメ#26 [B級グルメ]

すっかり涼しくなった。それじゃぁいってみよう。元気ですかーーー。


「九州ラーメン''火の国''」@町田市森野。熊本のラーメンを提供する老舗の有名店だが、これまで縁が無くて今回初の訪問。

カウンターと1テーブルのみの店内は休日の昼時という事もあって、ほぼ満席。だが運良くカウンターにすぐ座ることが出来た。

メニューが良く解らずきょろきょろした後に、刺激の高そうなコンテンツを発注。客が多かったせいか、意外と納品までは時間が掛かった。

 
 鬼ネギラーメン(850円)

手前の黒マー油が漂う九州ラーメンの丼と、奥のネギとそぼろ肉のトッピング丼のメニュー。トッピング丼を本家の麺にぶちまけて、全体をかき回して喰らう。

典型的な豚骨スープなれど臭みは全く感じられず意外とあっさり頂ける。化調のいやらしさとかも全く無い。

博多系に比べれば若干太めのストレート少加水麺。好み的には、若干柔らかすぎるのはが残念。固めで頼めば良かったかな。

辛味高菜と大蒜と胡麻を中途で加えて頂いた。

評価:
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#純粋豚骨系は今はちょっと厳しい時代なのかも知れない。





「タイ屋台料理''旅人食堂''」@町田市仲見世商店街。以前から気になっていたこの店を、愛妻(爆)と初訪問。

 
 フライド・カオマンガイ(800円) 2010年のこのシリーズ100食めは、タイの国民食のチキン・ライス。 チキンスープで炊いた焦げ米とチキン肉とパクチーをナンプラー(魚醤油)、ブリックボン(粉末とうがらし)、ブリックナムソム(唐辛子酢)、のソースに浸(つ)けて頂く。 エスニックでスパイシーな味わいが絶妙。っつーか、パクチーが偉い。写真に入りきらなかったスープのその味も絶妙。満足。 評価: =================================== #タイ料理店で初めてトム・ヤン・クンを食する暇が無かった。 「''胡心房''」@町田市原町田。雨の昼時にここも愛妻(爆)と訪問。店外に4人の列があったが、並び始めるとその後ろにあっと言う間に10人以上の列が出来た。 この店の特徴の1つが客の回転が早くない事。席に着くまで結構待たされる。おむすびやデザート等の副食をオーダーする若い客が多いからかも知れない。少し悩んだ後に、この店のキラーの外と思われるコンテンツを発注。    味噌らぁめん(900円) レンゲに乗った、赤と黒を主とした味噌に大蒜やひき肉等をブレンドした辛玉をスープに溶かしながら頂く。雑味を配したマイルドな豚骨スープとのコラボがいい感じでお互いを引き締めあう。 麺はこの店のスタンダードとは異なり、多加水ツルツルの平打ち系。歯応えも含めこっちの方が個人的には好みかも。 しゃきしゃき感を残した野菜とばら肉叉焼はいつも通りの油断の無い出来で、雨天故にサービスされたと思しきゆで卵もいい味を出している。 最後に少ご飯(スープに入れて頂く)のサービスもあったが、今回は時間の都合もあり遠慮した。 評価: =================================== #今回は店主の野津さんの機嫌が若干斜めっぽい空気を感じた。 「手打ラーメン''新高揚''」@新宿区西新宿。ヨドバシカメラ新宿店の近郊の地下に位置する創業40年の老舗を久しぶりに訪問。    こうようらーめん(997円) スープは肉系メインの醤油味。麺は手打ちならではの中細多加水ツルツル麺。創業40年記念サービスとかで中盛り(1.5玉相当)を頂く。その麺とスープの相互作用は、トラディッショナルな東京ラーメンの枠を越えていないが、そこを離れた所でこの店のメインディッシュは鶏ササミの唐揚げトッピング。 その柔らかさとジューシーさ、そして衣のしっかりとした味わいがとっても美味い。ラーメンと無関係に旨い。夜に訪問して個別のビールのアテとして発注したい程に。 評価: =================================== #おなか一杯で、喉が渇きまして候。 「小陽生煎饅頭屋(しょうようせんちんまんじゅうや)」@町田市仲見世通り入り口。 昨年(2009年)の「行列の出来る...」の番組内で北村弁護士に絶賛されてから、あり得ない程の行列店になった屋台形式のお店。今回、平日の夜に前を通ると奇跡的に待ち時間ゼロの状態だったので、思わず店内を覗き込んだ。 男性1人と女性4人の流れ作業で、具を包む所から焼き揚げる所までの狭い空間での一連の流れ作業が完成している。今回は持ち帰り品を頂いた。    生煎饅頭<シェンジェンマントゥ>(510円) ゴルフボールサイズの大きな小籠包。これを電子レンジで加熱すると皮が水蒸気に押されて再び膨れ上がる。ポン酢を回して頂く。 皮を箸で破ってあふれ出したスープを啜(すす)る。予想以上に油っ濃いB級の王道的なジューシーな味わいに包まれた具。皮は厚くてホクホク感に溢れ、その下半分は香ばしい香りを漂わせているが、ちょっと全体にしなびている感じ。これは現場で出来たてを頂いたら全く別の食感になっていたんだろう。 普通にかなり美味い。が、大きな飛び道具がある訳ではない。 評価: =================================== #次回は是非とも現場で出来たてを頂きたく。 「とららん」@町田市原町田。3度目の訪問。 今回は店主の他に若い男子が厨房で丸鶏を包丁でさばいていた。大量の玉子が透明のスープに浸かっている。純粋な塩系の味玉なんだろう。     塩らぁめん(700円) 写真では茶褐色が強調されてしまっているが、実物はもっと鶏白湯スープの塩ラーメン。余分な愛想を最小化した大人の塩味ははっきり言って美味い。 多加水のつるつる麺に白湯ベースの塩が絡む。叉焼は豚肩ロースと鶏肉ササミの2つがこれも最小限の味付けにとどめた範囲で、ストライクゾーンにずどんと来る。 木耳と雑切りされた白葱と、そして酢橘。全てにおいて客に媚びない、実直な味わいが嬉しい。 評価: =================================== #ラジオから軽快なロックンロールが流れていた。 「''幸楽苑'' 町田成瀬店」@町田市小川。庶民の財布の味方のこの店舗を久々に再訪。    中華そば(304円) 甘い透明な醤油スープを多加水縮れ麺が拾う、オーソドックでそつの無いラーメン。以前に比べナルトが無くなった気がするが、この値段で肩ロース叉焼3枚は立派。 評価: =================================== #原価はほぼ100円で作ってると考えると感慨深い。 「札幌''満龍''」@恵比寿ガーデンプレイス。究極の商業地の地下に位置する札幌ラーメンの店を訪問。 平日昼時らしくビジネスマンで賑わっている。しかしサービスは凡庸で発注も券売機。ガツンとした味噌を期待してコインを投入。    辛味噌ラーメン(850円) 大盛りのサービスもあるが、今回はディフォルトで発注。麺は札幌系ならではの中太多加水縮れ麺。スープはどかんとしたこってり辛味噌だが、30年前と変らぬトラディショナルなスタンダード系故に、残念ながら新鮮なインパクトは感じられない。 ひき肉の味噌団子を溶かしてもその次元が大きく変ることは無かった。中華鍋で直前に炒めた定番の野菜は美味いんだが。 評価: =================================== #正直、リピーターの確保は厳しいと思わざるを得ない。 「''桜木家''」@相模原市南台。小田急相模原駅の北口から徒歩1分の場に位置する店。 店内左にある券売機を見て驚いた。ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメン、つけ麺が全て300円。逆に心配になる。デフォルトは素のラーメンなのかと勝手に想像して、トッピングのボタンを追加で押す。 綺麗な新しい店内の厨房は多分兄弟と思しき、良く似た恰幅とマスクを持った実直で不器用そうな2人で賄(まかな)っている。    つけ麺+ネギ(300円+150円) 固めでオーダーしたツルツルの多加水中太ストレート麺に、魚介粉の香り漂う若干甘い醤油ダレ。ぶ厚い叉焼1枚と味玉半分と味付けの濃い太めのメンマとほうれん草と長ネギ。麺の上に豆板醤を和えた長ネギのざく切りが乗る。 これで本体価格300円に再度驚く。はっきり言って味の完成度は今時の家系つけ麺そのもの-αで、新たな工夫とかの特筆すべき所は無いが。 店を出る時に、この週末2日間限定の全品300円サービス中であった事が判明。道理で15席ほどのカウンターがほぼ全て埋まっていたわけだ。 評価: =================================== #通常はつけ麺は750円との事。結果的に得した。 「らぁめん''大子''」@町田市南成瀬。成瀬駅前の人気店を1年ぶりに訪問。    ねぎらぁめん(680円) 固めで頼んだがストレート細めんは若干頼りない歯応え。値段比でトッピングが豊富なのは相変わらず立派。だが、今回食を進める中で気になったのはこの豚骨スープが含む甘味。 不自然な程の甘さに違和感を感じる。あれ、ここのスープってこんな感じだったっけ、と思いつつ自分の体調がいまいちなのかと思いは巡る。 評価: =================================== #というわけで今回は甘さが余分でした。 「らーめん''悠河''」@町田市金森。寒い日に刺激を求めて訪問。    胡麻辛(820円) 辛さ2倍で発注。胡麻や味噌やコーンの放つ甘味と辛味が競っていいコラボを発揮するおなじみの品。そこに絡む白ネギも美味い。 評価: =================================== #いつもながら安心して頂ける完成度。 「''Noodle Spunkey''」@町田市小川。夜中に小腹がすいて自転車を飛ばして急遽訪問。    油そばStd(580円) 店の若い主人が育てたハバネロを漬けた激辛酢をオプションで発注。全体に回しかける。がつんと来るインパクト。旨いっす。 評価: =================================== #短時間で満足。愛想もいいのでまた来たい。 「らーめん''武士道''」@東京ラーメンショー@駒沢オリンピック公園。千葉県柏市からこのイベントにエントリーした店の品を頂く。    極み鶏白湯らーめん(750円) 鶏がらと魚介と香味野菜の濃厚醤油味。魚介が少し前に出過ぎの気もするが、縮れ平太麺とのコラボは充分美味い。が、個人的には豚骨醤油との違い=上品さ?がいまいち解らなかった。 評価: =================================== #柚子と貝割れと葱がいい役をこなしている。 「リッチなカレーの店''アサノ''」@町田市仲見世商店街横。時々無性に食べたくなるこの店の名物をいただきにほぼ1年ぶりに訪問。    チキンカレー(1,400円) 注文を受けてから神奈川産高座豚を玉子に通して衣を付けて揚げ始めるという作法の品。相変わらずサクッとした歯応えと肉の甘味は申し分なく、辛めで頼んだスパイシーなルーとの相性も抜群で、プチ贅沢な気分が味わえる。 喉が無性に渇く辛さではなくどわっと汗が出てくるタイプの辛さで、スパイシーでヘルシーな味わいを体感出来る。 評価: =================================== #先代の主人はチキンを揚げる役割に徹している。 「透明湯らーめん''楽や''」@町田市森野。旧町田街道沿いで気になっていた店を初訪問。    ねぎ塩らーめん(650円) 蒲田の地の有名店、インディアンを彷彿とさせる透明スープが秀逸。鶏と野菜のみで炊き上げた淡白な出汁がそそる。が、食する上で、化調の余計なとがりが邪魔をする。とても残念。 評価: =================================== #というわけで今回の鉄人は、、、 #ざんねんながら、なし。

町田B級グルメ#25 [B級グルメ]

すっかり涼しくなって我が家の金木犀も季節物のたおやかな香りを発散する今日この頃。その前の記録的猛暑が町田周辺にも澱(よど)んでいた季節から最近に至る、恒例の25話で20作品を一挙公開。



「つけめん''★ONE★''」@町田市成瀬。3度目の訪問。今回は若い色白茶髪の兄さんが厨房に立ってる。券売機のメニューがやたら増えている中から、季節柄、辛い系のメニューを選択。

 
 赤つけめん(850円)

丼ごと冷やした太ストレート麺と、辛味+魚介系+豚骨系のスープに叉焼とザク切りされた長ネギと穂付メンマの沈んだ汁とのコラボレーション。パンチが効いて美味い。

魚粉系に味の仕上げを任せ切った最近ありがちなつけ麺と違って、大きな個性は無いながらもにんまり出来る完成度を提供してくれる。

カウンターに置かれたポットで提供されるスープ割りで、出汁も最後まで楽しんだ。

評価:
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#オペレーションで魅せるタイプの店では無い。





「''とららん''」@町田市原町田。2度目の訪問。今回は塩に挑戦。

 
 塩らぁめん(700円)

今回もピンボケで大変申し訳ないが、前回に引き続き異色の様相のラーメンが差し出される。見た目は寧ろ豚骨系に近い。が、頬張るときっちりと塩が主張する味わい。雑味は少なくシンプルに攻めてくる感じだが、他店にはない淡白で不思議な味わいを醸す。

麺は中細やや縮れ系の若干固めで、好み。叉焼は豚バラと鶏肉の2つがいずれもでしゃばり過ぎない範囲で味わい深く、スープとのコントラストが楽しめる。あとは木耳と雑切りされた白葱と、そして酢橘の薄切り。

客に媚びない、愛想を振りかざさない系統のある意味ニューウェイブのラーメン。個人的には大変気に入ったが、これが一般に受け入れられるかどうか、今後に注目したい。

評価:
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#券売機を見る限り、煮干系も近々登場するかも。好ご期待。





「らーめん''悠河''」@町田市金森。夏のくそ暑い昼下がりに今日こそ冷やし系をと入店。

 
 冷やし坦々麺(830円)

170gの冷麺の上に、辛ひき肉、モヤシ、カイワレ、キャベツ、そして揚げ平麺が乗る。全体をがつがつかき回して食べる様は、いわゆる油そばのカテゴリーと言える。

酸っぱさのみが際立っているのに物足りなさを感じたので、卓上のラー油を全体に掛け回して頂く。いい感じになってきた。

評価:
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#正統派過ぎて、ちょっとパンチが不足気味か。





「中華料理''すいたんたん''」@町田市金森。パンチの効いた炒めご飯を求めて4度目の入店。大きなコップに入ったお水が美味い。

 
 オムチャーハン(750円)

スープ付き。ルックスもボリュームも期待が持てる見てくれ。半熟気味の玉子に覆われた炒飯がとても美味しいんだが、具(米)のパリッと感を玉子が閉じ込めている構造上、湿度が内部に篭(こも)って後半はべとべととシツコイ。

塩胡椒のスパイスよりも化調の味が際立つ味付けも残念な感じ。

評価:
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#スタイルのいい美人スタッフはひょっとして主人の娘さんか?
#親娘仲良くお願いします。





「家系総本山 ''吉村家''」@横浜市西区。3度目の訪問。

 
 ラーメン+玉ねぎ(630円+60円)

一目見た瞬間に違和感を感じる。なんだか前回までとは違うラーメンに見えた。不安を感じつつも早速頬張る。

若干平打ち気味になった中太ストレートにスープの旨味が絡まっていない。麺が変わったせいか、はたまたスープそのものが別物になったのか。

レンゲでスープを掬(すく)いすすってみる。主張に伝わらないぼやけた半端なテイスト。どうしちゃったんだ。

前回訪問時の写真と比べても、スープのポリシーが変わったのが明らか。濃厚な輝きと抽出された油分と豚骨ならではの細かい泡が消えてしまった。

香ばしい肩ロースの叉焼がなんだか空(むな)しい。

評価:
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#1つのジャンルを作り上げた程のこの店に何があったんだろう。





「そば処''松月''」@町田市金森。今回も愛想のいいおばちゃんが迎えてくれた。

 
 いそとろそば(850円)

いそとろというのはとろろと雌株(めかぶ)のハイブリッドの事。これに長ネギと柚子と山葵(わさび)を乗せて、出汁つゆをかけて頂く。

柔らかい蕎麦は多少頼りない感もあるが、量は多めで不満はない。普通に美味い山掛け蕎麦の応用品という趣(おもむき)。

評価:
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#猛暑を冷たい日本そばで凌(しの)ぐの巻。





「麺屋 ''錦堂''(にしきどう)」@町田市原町田。町田駅そばのジョルナ1階に位置する店。いつ頃からあったのか不明。

 
 煮魚つけめん(800円)

文字通り、煮魚+魚介粉+豚骨の濃厚で甘いタレ。麺は多加水中太で透明っぽいつるつるのタイプ。タレに沈んでいる為に写真では見えないが、お昼時は味玉が付く(ご飯との選択可)。

最近ありがちな東京つけ麺が更にぎらぎらしてる感じで、ちょっと自分的には Too Much な味の応酬。酢と一味を足して頂く。

評価:
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#スープ割りも可能だが、今回は遠慮した。





「名物塩らーめん''小川軒''」@町田市小川。今年(2010年)の2月に開店した塩がメインの店を初訪問。

店内はカウンターのみだが結構広く、厨房内には3人のスタッフ。店主と思しき親父と若い二人。早速キラー・コンテンツを発注。

 
 塩らーめん(850円)

地鶏とゲンコツに昆布、煮干し、鯖節の魚介系のブレンドされ、たっぷり油の浮いたスープは結構完成度が高い、が若干しょっぱめ。麺は多加水中太殆どストレート麺でやや硬めの湯で加減。

叉焼は多分肩ロースで、歯応えを味わうタイプ。メンマは細切り。

濃厚と端麗のいずれでももなく、若干半端なポジションに落ち着いているのがちょい残念。

評価:
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#若いスタッフの接客は好感が持てる。





「 町田汁場 ''進化''」@町田市森野。地の利が薄いこの店の半リピーターと化している今日この頃。

店主が最近所帯を持ったと本人のブログで読んだが、今回訪問すると初老の可愛い叔母さんとのツーショットで厨房を賄(まかな)っていた。多分、店主の母親と思われる。

 
 煮干塩+しお味玉(700円+100円)

煮干の香りと雑味が漂うスープの完成度の高さは相変わらず絶妙。加水率を程ほどに押さえた中細ストレート麺が歯応えも含め小麦の味わいをさりげなく発し、しかもスープの塩を充分に拾う。

レッドオニオンの甘みを持ったさわやかさがいいアクセントを奏でる。しお味玉はいつも通りで全く申し分ない。自家製と思われる柚子胡椒が演出する味の僅かな変化も楽しい。

残念ながら今回の叉焼は脂身多過ぎでしかも肉厚太く固めで、外れ気味だったのが残念ながら残念で残念無念な感じ。

評価:
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#今回は敢えて辛めの採点を。





「手羽先唐揚専門店''鳥良''(とりよし)横浜鶴屋町店」@横浜市神奈川区。鶏専門の居酒屋で〆に頂いた鶏出汁ベースの品(しな)。

 
 濃極の鶏ラーメン(680円)

鶏がらを煮込んで溶け出したコラーゲンがゼラチン質へと乳化して白濁した瞬間に寸止めしたと思われるスープ。チキンのそれとは思えない程にグルタミン酸が溶け込んだ重厚でいてしかもさわやかな口当たり。

表面には乳化に至らなかった大量の鶏油が覆うが、しつこさは無い。寧ろ大蒜の味わいが思ったより前面に出て、ちょっと勿体無い感じがする。鶏の旨味だけで攻めてもよかったのではと個人的には思える。

麺は加水率低めでちょっと頼りない感のある縮れ麺だが、呑みの仕上げにはこれがいいのかも。

評価:
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#ラーメン専門店にはない種類の味わいにこれはこれで満足。





「支那そば ''やまいち'' 」@町田市森野。JR町田駅から小田急線を超えて徒歩5分の位置にある店。このレポでは初見山だが訪問するのは4回目位と思える。

 
 支那そば<麺大盛り>(700円)

正統派の醤油というよりはかえしが全体の味を決めている中華麺。余計な小細工とか色気は一切無しの優しいストレート勝負だけに、若干の物足りなさは否めない。

麺は細麺ストレートで適度な固さがある。綺麗な巻きバラ肉叉焼、味玉、メンマ、水菜に長ネギに海苔とトッピングは豊富。

評価:
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#ここは餃子が美味いんだが今回は麺大盛りとした為に見送り。





「RA-MEN ''3SO''」@町田市木曽西。ラーメン激戦区にいつの間にか開店して評判の高い味噌専門店を初訪問。

店内に入ると券売機の奥に製麺機が設置されているのが目に入る。綺麗な店内のカウンターで夫婦と思しき若い2人が立つ。

注文してから白味噌を一品づつ取り分け出汁とブレンドして鍋で沸かし、トッピングの野菜もその都度中華鍋でささっと炒める手間ひまの掛けよう。

 
 3SO<味噌>ラーメンM(700円)

コクの深い味噌と野菜の甘さが絶品のスープで思わず納得。縮れというより捩(ね)じれの強い自家製麺がそのスープを充分に拾い切る。美味い。温度が非常に高く、汗をダクダクと流しながら頂く。

野菜も瞬間に強火で炒めた効果が抜群で香ばしいながらも新鮮さを保っている。仕上げに鍋で煮込んだ肩ロース?叉焼はぶ厚くそして柔らかい。非常に完成度の高い一品。

卓上に置かれた自家製というラー油を最後に少し垂らしたら、メリハリの利いた味へと化学変化した。恐れ入りました。

評価:
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#味噌ラーメンの部で過去最高点。



#携帯のレンズの固定カバーが内部で物理的に剥離して
#フレアで写真が白っぽくピンボケる事が頻発する様になったので
#えいやと当該カバーをカッターで抉(えぐ)り取った。
#じゃによって、以下の写真以降は改善している筈。




「インド料理''ADAR''(アダル)」@大和市中央林間。黄色とか赤とかの賑(にぎ)やかな店構えの戸を開けると迎えてくれるのは、全員ネイティブのスタッフ達。日曜日の昼時の訪問だったが、既に殆ど全てのテーブルが埋まっている。

 
 ADAR LUNCH VIKING(790円)

カレーのバイキング。4種類のカレーとスープとサラダとナンとターメリック・ライスが食べ放題でこの値段。CP滅茶高。写真は、キーマとチキンとポークのカレー。

スパイスは良く効いているが、日本人の口(くち)に合わせてマイルドで棘(とげ)のない仕上がりで非常に食べ易くいくらでもお腹(なか)に入る感じ。辛さも控えだが、一品づつ頼めば調整してくれる。

バイキング故にタイミングによっては若干温度が低くなっている事もあるが、それもまあ仕方があるまいと納得させられる。

結果、写真の量の2倍は頂きました。満腹。

評価:
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#これで本当に採算が合うのかちょい心配。





「ラーメンと餃子の店''水岡''」@町田市原町田。夕方6時以降は、肉食系ソウルフード二代目ラーメン酒場になる、店の昼の顔が営業30年を越えるこの老舗。

 
 ラーメン(500円)

夜の部と同様、基本のメニューは典型的なザ・東京ラーメンの見てくれ。縮れ細麺が甘い醤油スープを拾う。

ばら肉の巻き叉焼、ナルト、メンマ、若芽といったこれも典型的な昔ながらのトッピング。胡麻と葱の他に若干の玉葱スライスがスープに浮かぶ。何の足し算もない直球の味だが、安心して美味しく頂ける。

評価:
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#リピーターと思しきオバちゃんとオッちゃんで賑わっていた。





「''ぎょうてん屋''」@町田市原町田。

えらいもんで、このシリーズを始めて以来、このコンテンツが300食めらしい。

いつもの店内の券売機の中に並ぶ家系とかジャンク系のメニューとは異なる気配の漂うボタンを見つけたので、迷わずそれを押下。

 
 栗国の塩らーめん<太麺固め>(680円)

粟国(あぐに)とは、沖縄本島の那覇市の北西およそ60Kmの洋上に位置する、自然に恵まれた孤島性の強い島らしい。が、その地とこのラーメンがどういう因果関係にあるのかは全く不明。

いわゆる家系の豚骨醤油から、醤油成分を単純に引き算したらーめん。それ以外の余分な足し算が無いのは好感が持てる。

評価:
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#俄然、粟国島に行ってみたくなった。





「カレーカフェ''Do''」@相模原市東林間。小田急江ノ島線の東林間駅から西に信号2つ越えた所に位置するカレー専門店。隣りのラーメン店を目印に行かないと絶対通り過ぎてしまう目立たぬ店構え。

店内はカウンター5席とテーブル1個のみ。若い主人と母親と思しき2人が迎えてくれる。メニューはポークとチキンとえび・いかの3種類のみ。辛さは2通りから選べるが、いずれも辛口より中辛の方が100円高いのはちょっと不思議。

 
 インド風マサラカレー チキン<辛口>(750円)

ルーを頬張ると、複雑なスパイスの香りが口(くち)の中一杯に広がる。そしてその途端にルーが舌の上で溶けて無くなっていく。これは他では味わえない感覚。多分油を殆ど使っていないからと思われる。

かなり辛いが後を引かないさわやかさ故に、次々にスプーンが回る。気が付けば体から一斉に汗が噴き出している。余分な甘味等の愛想を排除した、ストレートで妥協の無いスパイシーな欧風インドマサラカレー、といった所か。

国産のチキンは大振りで柔らかく美味い。固めで仕上げられたライスと供に、とても完成度の高い品。いずれのメニューにもサラダが付く。

評価:
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#店を出る時は主人が出口までわざわざ見送ってくれた。





「らーめん''天の雲'' 銀座通り店」@相模大野銀座通り。通りから一刀斎に折れるT字路の正面に新しい店を発見。まだ看板も未完成で真っ白なままだが、中を覗くと営業してる様子なので早速入店。

西横浜のとんこつがメインの店から暖簾分けして開業したらしい。今回はこの店オリジナルである塩を注文。

 
 あっさり塩らーめん(700円)

昆布と鶏だけでスープを取ったと思われるチャレンジングなあっさり味。面白いとは思うが流石にちょっと物足りない感が。

何より残念なのが、頼りない歯応えのストレート細麺。最初に口(くち)にした瞬間に、これ伸びてるんではと思ったほど。肩ロースと思われる小ぶりで固めの叉焼2枚は私の好みではあるが。

評価:
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#麒麟端麗<生>がサービスで選べるのは嬉しい。





「''ラーメンショップ'' 成瀬が丘店」@町田市成瀬が丘。JR横浜線成瀬駅から徒歩5分、大文字の対面にある店をとっても久しぶりに訪問。

ここは野菜ラーメンが私的にはいつものやつなんだが、今回は久しぶりだった事もあり、看板メニューを頂く。

 
 ネギラーメン(750円)

幅広の丼に若干の背油が浮かぶ、あっさり目ながら旨味のある豚骨醤油のスープは健在。粗めに切られた白髪葱をざく切り豚肉とラー油で絡ませたトッピングも変わってない。

麺は中細ストレートで、固めで頼んだがそれでも若干もさもさした感が否めないのは残念。海苔は4枚。

評価:
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#カウンターの夫婦が若干疲れ気味なのが気になった。





「石挽蕎麦 ''一葉''」@町田市小川 。地元の蕎麦屋の名店を久々に訪問。店内に入ると右手に麺打ちの空間が目に入る。今回も飛び切り愛想の良い女将さんが接客してくれる。

 
 いなか蕎麦せいろ(892円)

蕎麦の実の甘皮まで一緒に石臼で挽き込んだ挽きぐるみ(全層粉)の為、黒っぽいぽつぽつが混じる香りの高い麺が特徴の品(しな)。

甘い醤油出汁につけて啜(すす)ると、細麺ながら予想以上の歯応えを感じると供に、蕎麦の香りが口(くち)の中からじんわりと鼻に突き抜ける。ありがちなぼそぼそ感の全く無い舌触り。

これは間違いなく蕎麦だ、と思えるヌードルを久々に頂いた気がする。

評価:
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#量は少ないが満足。いつかこの店の多彩なメニューを腹一杯頂いてみたい。





「''九一麺'' 町田店」@町田市図師町。小腹を空(す)かせて自転車を漕いでて見つけたこの店を初訪問。どうやら九州一番のフランチャイズ系らしい。店内は広いがカウンターのみ。券売機で一番左上のメニューを選ぶ。

 
 九一麺(650円)

典型的な博多ラーメンの見てくれ。白濁した豚骨スープに沈む固めで頼んだ極細ストレート少加水麺に叉焼と万能葱と木耳に海苔。

が、しかし、スープを啜(すす)ると化調のいやな刺激が舌を刺す。豚骨の旨味は良く出ていると思われるので、余りにも勿体無い。麺も具も特に難点は感じられなかったので、それだけが気になって残念感満載の結果に。

評価:
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#ニンニククラッシャー等、テーブル上も充実してるだけに更に残念。




#というわけで今回の鉄人は、、、
#''3SOさんの味噌ラーメン''、、、に決定!!!
#味噌の部で初の快挙。
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