町田B級グルメ#26 [B級グルメ]
すっかり涼しくなった。それじゃぁいってみよう。元気ですかーーー。
「九州ラーメン''火の国''」@町田市森野。熊本のラーメンを提供する老舗の有名店だが、これまで縁が無くて今回初の訪問。
カウンターと1テーブルのみの店内は休日の昼時という事もあって、ほぼ満席。だが運良くカウンターにすぐ座ることが出来た。
メニューが良く解らずきょろきょろした後に、刺激の高そうなコンテンツを発注。客が多かったせいか、意外と納品までは時間が掛かった。
鬼ネギラーメン(850円)
手前の黒マー油が漂う九州ラーメンの丼と、奥のネギとそぼろ肉のトッピング丼のメニュー。トッピング丼を本家の麺にぶちまけて、全体をかき回して喰らう。
典型的な豚骨スープなれど臭みは全く感じられず意外とあっさり頂ける。化調のいやらしさとかも全く無い。
博多系に比べれば若干太めのストレート少加水麺。好み的には、若干柔らかすぎるのはが残念。固めで頼めば良かったかな。
辛味高菜と大蒜と胡麻を中途で加えて頂いた。
評価:
===================================
#純粋豚骨系は今はちょっと厳しい時代なのかも知れない。
「タイ屋台料理''旅人食堂''」@町田市仲見世商店街。以前から気になっていたこの店を、愛妻(爆)と初訪問。
フライド・カオマンガイ(800円)
2010年のこのシリーズ100食めは、タイの国民食のチキン・ライス。
チキンスープで炊いた焦げ米とチキン肉とパクチーをナンプラー(魚醤油)、ブリックボン(粉末とうがらし)、ブリックナムソム(唐辛子酢)、のソースに浸(つ)けて頂く。
エスニックでスパイシーな味わいが絶妙。っつーか、パクチーが偉い。写真に入りきらなかったスープのその味も絶妙。満足。
評価:
===================================
#タイ料理店で初めてトム・ヤン・クンを食する暇が無かった。
「''胡心房''」@町田市原町田。雨の昼時にここも愛妻(爆)と訪問。店外に4人の列があったが、並び始めるとその後ろにあっと言う間に10人以上の列が出来た。
この店の特徴の1つが客の回転が早くない事。席に着くまで結構待たされる。おむすびやデザート等の副食をオーダーする若い客が多いからかも知れない。少し悩んだ後に、この店のキラーの外と思われるコンテンツを発注。
味噌らぁめん(900円)
レンゲに乗った、赤と黒を主とした味噌に大蒜やひき肉等をブレンドした辛玉をスープに溶かしながら頂く。雑味を配したマイルドな豚骨スープとのコラボがいい感じでお互いを引き締めあう。
麺はこの店のスタンダードとは異なり、多加水ツルツルの平打ち系。歯応えも含めこっちの方が個人的には好みかも。
しゃきしゃき感を残した野菜とばら肉叉焼はいつも通りの油断の無い出来で、雨天故にサービスされたと思しきゆで卵もいい味を出している。
最後に少ご飯(スープに入れて頂く)のサービスもあったが、今回は時間の都合もあり遠慮した。
評価:
===================================
#今回は店主の野津さんの機嫌が若干斜めっぽい空気を感じた。
「手打ラーメン''新高揚''」@新宿区西新宿。ヨドバシカメラ新宿店の近郊の地下に位置する創業40年の老舗を久しぶりに訪問。
こうようらーめん(997円)
スープは肉系メインの醤油味。麺は手打ちならではの中細多加水ツルツル麺。創業40年記念サービスとかで中盛り(1.5玉相当)を頂く。その麺とスープの相互作用は、トラディッショナルな東京ラーメンの枠を越えていないが、そこを離れた所でこの店のメインディッシュは鶏ササミの唐揚げトッピング。
その柔らかさとジューシーさ、そして衣のしっかりとした味わいがとっても美味い。ラーメンと無関係に旨い。夜に訪問して個別のビールのアテとして発注したい程に。
評価:
===================================
#おなか一杯で、喉が渇きまして候。
「小陽生煎饅頭屋(しょうようせんちんまんじゅうや)」@町田市仲見世通り入り口。
昨年(2009年)の「行列の出来る...」の番組内で北村弁護士に絶賛されてから、あり得ない程の行列店になった屋台形式のお店。今回、平日の夜に前を通ると奇跡的に待ち時間ゼロの状態だったので、思わず店内を覗き込んだ。
男性1人と女性4人の流れ作業で、具を包む所から焼き揚げる所までの狭い空間での一連の流れ作業が完成している。今回は持ち帰り品を頂いた。
生煎饅頭<シェンジェンマントゥ>(510円)
ゴルフボールサイズの大きな小籠包。これを電子レンジで加熱すると皮が水蒸気に押されて再び膨れ上がる。ポン酢を回して頂く。
皮を箸で破ってあふれ出したスープを啜(すす)る。予想以上に油っ濃いB級の王道的なジューシーな味わいに包まれた具。皮は厚くてホクホク感に溢れ、その下半分は香ばしい香りを漂わせているが、ちょっと全体にしなびている感じ。これは現場で出来たてを頂いたら全く別の食感になっていたんだろう。
普通にかなり美味い。が、大きな飛び道具がある訳ではない。
評価:
===================================
#次回は是非とも現場で出来たてを頂きたく。
「とららん」@町田市原町田。3度目の訪問。
今回は店主の他に若い男子が厨房で丸鶏を包丁でさばいていた。大量の玉子が透明のスープに浸かっている。純粋な塩系の味玉なんだろう。
塩らぁめん(700円)
写真では茶褐色が強調されてしまっているが、実物はもっと鶏白湯スープの塩ラーメン。余分な愛想を最小化した大人の塩味ははっきり言って美味い。
多加水のつるつる麺に白湯ベースの塩が絡む。叉焼は豚肩ロースと鶏肉ササミの2つがこれも最小限の味付けにとどめた範囲で、ストライクゾーンにずどんと来る。
木耳と雑切りされた白葱と、そして酢橘。全てにおいて客に媚びない、実直な味わいが嬉しい。
評価:
===================================
#ラジオから軽快なロックンロールが流れていた。
「''幸楽苑'' 町田成瀬店」@町田市小川。庶民の財布の味方のこの店舗を久々に再訪。
中華そば(304円)
甘い透明な醤油スープを多加水縮れ麺が拾う、オーソドックでそつの無いラーメン。以前に比べナルトが無くなった気がするが、この値段で肩ロース叉焼3枚は立派。
評価:
===================================
#原価はほぼ100円で作ってると考えると感慨深い。
「札幌''満龍''」@恵比寿ガーデンプレイス。究極の商業地の地下に位置する札幌ラーメンの店を訪問。
平日昼時らしくビジネスマンで賑わっている。しかしサービスは凡庸で発注も券売機。ガツンとした味噌を期待してコインを投入。
辛味噌ラーメン(850円)
大盛りのサービスもあるが、今回はディフォルトで発注。麺は札幌系ならではの中太多加水縮れ麺。スープはどかんとしたこってり辛味噌だが、30年前と変らぬトラディショナルなスタンダード系故に、残念ながら新鮮なインパクトは感じられない。
ひき肉の味噌団子を溶かしてもその次元が大きく変ることは無かった。中華鍋で直前に炒めた定番の野菜は美味いんだが。
評価:
===================================
#正直、リピーターの確保は厳しいと思わざるを得ない。
「''桜木家''」@相模原市南台。小田急相模原駅の北口から徒歩1分の場に位置する店。
店内左にある券売機を見て驚いた。ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメン、つけ麺が全て300円。逆に心配になる。デフォルトは素のラーメンなのかと勝手に想像して、トッピングのボタンを追加で押す。
綺麗な新しい店内の厨房は多分兄弟と思しき、良く似た恰幅とマスクを持った実直で不器用そうな2人で賄(まかな)っている。
つけ麺+ネギ(300円+150円)
固めでオーダーしたツルツルの多加水中太ストレート麺に、魚介粉の香り漂う若干甘い醤油ダレ。ぶ厚い叉焼1枚と味玉半分と味付けの濃い太めのメンマとほうれん草と長ネギ。麺の上に豆板醤を和えた長ネギのざく切りが乗る。
これで本体価格300円に再度驚く。はっきり言って味の完成度は今時の家系つけ麺そのもの-αで、新たな工夫とかの特筆すべき所は無いが。
店を出る時に、この週末2日間限定の全品300円サービス中であった事が判明。道理で15席ほどのカウンターがほぼ全て埋まっていたわけだ。
評価:
===================================
#通常はつけ麺は750円との事。結果的に得した。
「らぁめん''大子''」@町田市南成瀬。成瀬駅前の人気店を1年ぶりに訪問。
ねぎらぁめん(680円)
固めで頼んだがストレート細めんは若干頼りない歯応え。値段比でトッピングが豊富なのは相変わらず立派。だが、今回食を進める中で気になったのはこの豚骨スープが含む甘味。
不自然な程の甘さに違和感を感じる。あれ、ここのスープってこんな感じだったっけ、と思いつつ自分の体調がいまいちなのかと思いは巡る。
評価:
===================================
#というわけで今回は甘さが余分でした。
「らーめん''悠河''」@町田市金森。寒い日に刺激を求めて訪問。
胡麻辛(820円)
辛さ2倍で発注。胡麻や味噌やコーンの放つ甘味と辛味が競っていいコラボを発揮するおなじみの品。そこに絡む白ネギも美味い。
評価:
===================================
#いつもながら安心して頂ける完成度。
「''Noodle Spunkey''」@町田市小川。夜中に小腹がすいて自転車を飛ばして急遽訪問。
油そばStd(580円)
店の若い主人が育てたハバネロを漬けた激辛酢をオプションで発注。全体に回しかける。がつんと来るインパクト。旨いっす。
評価:
===================================
#短時間で満足。愛想もいいのでまた来たい。
「らーめん''武士道''」@東京ラーメンショー@駒沢オリンピック公園。千葉県柏市からこのイベントにエントリーした店の品を頂く。
極み鶏白湯らーめん(750円)
鶏がらと魚介と香味野菜の濃厚醤油味。魚介が少し前に出過ぎの気もするが、縮れ平太麺とのコラボは充分美味い。が、個人的には豚骨醤油との違い=上品さ?がいまいち解らなかった。
評価:
===================================
#柚子と貝割れと葱がいい役をこなしている。
「リッチなカレーの店''アサノ''」@町田市仲見世商店街横。時々無性に食べたくなるこの店の名物をいただきにほぼ1年ぶりに訪問。
チキンカレー(1,400円)
注文を受けてから神奈川産高座豚を玉子に通して衣を付けて揚げ始めるという作法の品。相変わらずサクッとした歯応えと肉の甘味は申し分なく、辛めで頼んだスパイシーなルーとの相性も抜群で、プチ贅沢な気分が味わえる。
喉が無性に渇く辛さではなくどわっと汗が出てくるタイプの辛さで、スパイシーでヘルシーな味わいを体感出来る。
評価:
===================================
#先代の主人はチキンを揚げる役割に徹している。
「透明湯らーめん''楽や''」@町田市森野。旧町田街道沿いで気になっていた店を初訪問。
ねぎ塩らーめん(650円)
蒲田の地の有名店、インディアンを彷彿とさせる透明スープが秀逸。鶏と野菜のみで炊き上げた淡白な出汁がそそる。が、食する上で、化調の余計なとがりが邪魔をする。とても残念。
評価:
===================================
#というわけで今回の鉄人は、、、
#ざんねんながら、なし。
「九州ラーメン''火の国''」@町田市森野。熊本のラーメンを提供する老舗の有名店だが、これまで縁が無くて今回初の訪問。
カウンターと1テーブルのみの店内は休日の昼時という事もあって、ほぼ満席。だが運良くカウンターにすぐ座ることが出来た。
メニューが良く解らずきょろきょろした後に、刺激の高そうなコンテンツを発注。客が多かったせいか、意外と納品までは時間が掛かった。
鬼ネギラーメン(850円)
手前の黒マー油が漂う九州ラーメンの丼と、奥のネギとそぼろ肉のトッピング丼のメニュー。トッピング丼を本家の麺にぶちまけて、全体をかき回して喰らう。
典型的な豚骨スープなれど臭みは全く感じられず意外とあっさり頂ける。化調のいやらしさとかも全く無い。
博多系に比べれば若干太めのストレート少加水麺。好み的には、若干柔らかすぎるのはが残念。固めで頼めば良かったかな。
辛味高菜と大蒜と胡麻を中途で加えて頂いた。
評価:
===================================
#純粋豚骨系は今はちょっと厳しい時代なのかも知れない。
「タイ屋台料理''旅人食堂''」@町田市仲見世商店街。以前から気になっていたこの店を、愛妻(爆)と初訪問。
フライド・カオマンガイ
2010-11-09 03:21
nice!(0)
コメント(7)
トラックバック(0)
北村弁護士の紹介したものですね。やはりその場で食べないと違う様ですね。しかし中の汁がこぼれそうで食べ難い感じがします。
by ブラックアビブ (旧名 本物ホネツギマン) (2010-11-09 08:07)
熊本ラーメン、久しぶりに食べたいです
佳花が破綻のニュースにも驚きましたが、味千が助けるんだってねえ、再生して欲しいもんです
by ひね (2010-11-09 20:13)
ぜひ本場のトム・ヤン・クンを食されることを・・・[嬉しい顔][複数のハート]
by ヒサ (2010-11-10 00:26)
>本ホネ(アビブ)さん
=====
やはりその場で食べないと
=====
その様です。現場で中から飛び散る汁に「熱っつ!」と叫びながら頂くのが正しい作法と理解しました。[温泉]
>ひねさん
=====
熊本ラーメン、久しぶりに食べたいです
=====
豚骨と言えば博多をイメージしがちですが、本家は熊本なんですよね。実は。[ビール]
=====
佳花が破綻のニュースにも驚きましたが、味千が助けるんだって
=====
先週この話題で大盛り上がりでした。[眼鏡]
>ヒサさん
=====
ぜひ本場のトム・ヤン・クンを食され
=====
タイには行った事ありません。あのスープを創造した人種を尊敬します。[位置情報]
>しんたろう@@さん、物欲さん
[ハート]赤心臓印、ご馳走様です。
by よたろう (2010-11-10 00:44)
う~んと、とんこつラーメン発祥は久留米の南京千両っていう屋台(今もある)なので、一応福岡県ってことになります[手(パー)]
by ひね (2010-11-10 19:16)
>ひねさん
失礼しました。修行が足りません。[温泉]
by よたろう (2010-11-10 22:59)
>25☆さん、vegaさん
赤心臓[ハート]印、ご馳走様です。
by よたろう (2010-11-15 00:24)